カルネ・ド・フランス

スキーのバカンス2

2,500mの高さにあるレストランで昼食をたべました。日差しが気持ちよく、友達とおしゃべりをしている間、盛り上がりました。

ラ・キュリューザのスキーホリディの報告の続きです。ほかのウィンタースポーツをする国もそうだと思いますが、フランスのスキーホリディはスキーのみではなく、様々なほかの遊びをする習慣があります。アイススケート、リュージュのようなウィンタースポーツはもちろん、グルメな食事や買い物をし、リゾートでおこなわれている様々なイベントにも参加する習慣があります。こういった「スキーの後の遊び」はフランス語では文字通りAPRES-SKIアプレスキー(アフタースキー)、という表現を使います。ラ・キュリューザのようなファミリースキーリゾートでは、様々な形のアプレスキーを楽しむことができて、楽しいホリディでした。

スキーを済ませてから、村に出かけて、オート・サヴアの名物であるチーズ、ソーセージ、ハム、そして焼きたてのパンと地元のワインを買いに行きます。クリスマスのイベントを楽しむこともできます。今年は、子供を中心とする様々な遊びとメリーゴーラウンドのほか、ジャイアントなサンタクロースの周りでおこなわれる「提灯のセレモニー」もありました。日本の提灯を思い出させるもので、子供は大きな提灯に火をつけて、風船のように空に放すのです。それはゆっくりと空中に浮かび上がって、去っていく提灯は、星のようにキラキラ光っていて、その魅力に大人も子供も感動しました。

イベントが終わってから、村にたくさんあるスキーバーで、アペリティフを飲みます。それに赤ワイン、白ワイン、シャンペンとカクテルのアペリティフは、アプレスキーの不可欠な習慣です。

山頂にあるものの、とても豪華なメニューで驚きました。ビーフフィレ (filet de boeuf)、エキストララージサイズのビーフ肩ロース(Entrecôte XXL)、タルタルステーキ(steak tartare)、カモの笹身(magret de canard)、フォアグラ付きのハンバーガー(Burger «foie gras»)を食べることができます。それに好みの付け合わせ(Garniture au choix):ポテトフライ(Frites)、野菜炒め(Légumes)、グラタン(Gratin)、スパゲッティ、ペンネパスタから選べることができます。

そしてもちろん、グルメの国フランスでから、食事は決しておざなりにしません。スロープのレストランも、サンドウィッチ、ハンバーガーのみではなく、地元の名物であるチーズ料理のほか、フォアグラ、ロブスター、ビーフフィレまでも食べることができます。こういった豪華な食事をして、シャンペンとワインをたくさん飲んでからスキーを滑る人がたくさんいます。お昼は飲まないことにしている私には不思議ですが......。

スキースポーツをしながら、色々な遊びをし、食事を楽しむフランス人は、あくまでも「人生を楽しむ」知恵を持っている民族だ、とつくづく思うのです。これは、あまり予算がなくても様々なやり方があります。例えば、レストランに行くよりも、ロープウェイで山頂まで上がって、家で作ったサンドウィッチを食べる。または、地元の高いホテルに泊まるよりも、友達と一緒にアパートを借りて、部屋代を分け合って、一緒に食事を作ること、とか。私たちも夕食は必ず一緒に作って、子供を囲んで一緒に食べることにしました。

私にとっては、「アプレスキー」は「スキー」と同じぐらい楽しくて、その一番の価値は、家族や友達と一緒にできる趣味であることだと思います。年間仕事と学校で忙しい家族はスキーホリディで一緒になるのはmagnifique(マニフィック、素晴らしい)と思います。


  • いちばん驚いたのは、ロブスター(Homard)とホタテ貝(Saint Jacques) までも食べることができることでした。そのほかに、子羊(agneau)、豚のフィレ(filet mignon de porc)とチーズ料理を食べることができます。スキースポーツを楽しむ人はこれほどグルメなのですね。
  • お腹はいっぱいでしたが、これほど美しく、美味しいラスベリータルトはどんな時にも食べたくなります。プレゼンテーションもきれいでした。
  • レストランは典型的なシャレスタイルの、魅力的なインテリアでした。
  • スキーが終わってから皆は村で集まり、様々なイベントを楽しめます。にぎやかな雰囲気で、散歩するだけでも楽しいです。
  • サヴア地方の有名なチーズがたくさん並んでいる店。一番有名なのはTOMME DE SAVOIEサヴアのトム(ミディアムハードタイプのチーズ)。
  • ソーセージとハム、生ハムもその地方の名物です。山はやはり肉を乾燥して、様々な形で保存する習慣があったことがよくわかります。
  • 典型的なアプレスキーの雰囲気。ショップはきれいにライトアプされていて、買い物に誘われます。
  • 巨大なサンタクロースもライトアップされ、「白いクリスマス」にふさわしい風景です。
  • 「提灯のセレモニー」を行うために、子供は大きな提灯に火をつけて......
  • 風船のように空中に放つのです。星のように浮き上がっている提灯を眺めた時に、日本の提灯が思い出しました。
  • 夕食の前に、かならずアプレスキーのバーでアペリティフを飲むことにします。夫と一緒に地元の赤ワインを飲んでいるところです。
  • アペリティフが終わってから、シャレでミートフォンデュの食事をする。日本のしゃぶしゃぶに似ている料理で、ブイヨンに細くスライスした牛肉を煮て、マヨネーズソースをつけて食べる。子供が大好きな料理です。右に息子テオ、その隣にいとこのロマンちゃん(どちらも14才)。
ページトップ

リーン・ロゼ日本発売30周年記念