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Carnet 233

New Ligne Roset collection in Paris, January 2020 Part–1

リーン・ロゼの新作、2020年1月パリにて その1

今コロナウイルスはフランス、スイスにも感染者は増えており、大勢の人が集まるイベントが次々キャンセルされる状況です。今月行うはずであったジュネーブの世界的有名な国際モーターショー(カーショー)もキャンセルされ、自動車業界のみならずジュネーブとスイスの経済全体に大きな影響を及ぼしています。バーゼルの時計ショー(watch show)も中止になり、ミラノの国際家具見本市が延期になりました。それだけに、経済大国になった中国の影響がどれほど大きいのか、良く分かりますね。

日本で全国の学校が、子ども達は自宅にとどまることになるために休校になっているようで驚きました。小さい子どもをかかえている家族はどうされるのか心配です。日本は子どもを扱ってくれる施設が少なく、ベビーシッターの習慣があまりないので、人々の日常生活が乱れてしまい、大変な状況だと思います。とにかくウイルスが早く治り、感染者が減ることを祈るばかりです。

そういう暗いニュースの中では、美しいものを見れば慰められますね。今年のパリ、Maison et Objet(メゾン・エ・オブジェ)のリーン・ロゼのコレクションは正にそうです。ケルンの国際家具見本市のブースに展示された商品を一部前回のカルネでご紹介しましたが、今度はその続きになります。

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ケルンからパリに移動し、他のドリームベッドのメンバーと合流し、夕食を食べているところです。私の隣はドリームベッド社の小出社長、そして大阪のリーン・ロゼショップの店長である生駒さん。その向かいは営業メンバーの谷元さん(彼にとっては初めてのパリ滞在でした)、そしてアテンドなどを手伝ってくれるリヨン在住の服部さん。「男ばかり」のグループでしたが、皆さんがすべて紳士で優しくしてもらいました…。
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パリに到着した日は丁度、ストが行われており、市内に大きなデモもありました。それは政府の年金制度の改革に反対しているからです。フランスは、ヨーロッパの諸国に比べたら、退職定年はとても早く、業界にもよりますがフランスの国鉄は50歳で定年になる人もいます。それは寿命が延びている中、経済的にも大きな問題を伴い、政府は長年前から改革の提案を出し続けていますが、国民は中々それを受け入れず、前のシステムのままになっています。つまりフランス人は長生きしても早く退職したい民族なのです。
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デモで市内は路上バリケードも多かったです。それで車で全く通れなくなった状況で、しかも交通機関も動いていないので、しかたなく歩いて仕事をしました。パリ人もみなそうでした。私のパリ在住の友達は、毎日4時間も歩かなければならなくなり「ストとデモはもううんざり」と嘆いていました。日本では考えられないですね。スイスもストがとても少なく、ヨーロッパで一番少ない国だそうです。問題があればみんなが協議して解決する習慣があるのはとても有り難く思います。
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ストで辛うじてホテルに着いてから、簡単な食事をしました。それはホテルの近くにある大衆食堂みたいなレストランで、とても楽しかったです。パリ人は、ストが続いていても生活を十分楽しめている様子も印象に残りました。つまり仕事のみではなく、遊びも大切にしています。
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リーン・ロゼとチナのブースは、第6号館にありました。その館はTODAY, SIGNATUREがメインで、つまり現代のトレンド商品、またデザイナーのサイン付きの商品を専門にしているという意味です。
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Maison et Objet(メゾン・エ・オブジェ)の館内の様子。全体的には、ケルンに比べたらもっと華やかな様子で、来場者もケルンに比べてパリの方が多かったです。
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