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A beautiful lunch with Roset Family Ⅲ

ロゼファミリーとの華やかなランチ その3

前回に続き、ロゼファミリーとのランチについてお話しします。
その日のランチメニューをノートブックに書き留めました。地元の食材にこだわっていることが分かります。

Mousse de châtaignes au jus de viande et à la truffe
(肉汁とトリュフ入りの栗のムース)
Poisson à la réduction de carottes, légumes d’hiver et caviar Petrussian
(魚のにんじん煮、冬野菜、ペトルシアンキャビア添え)
Tarte au chocolat 67% cacao, glace au foin fumé
(チョコレートタルトココア67%、スモーク干し草のアイスクリーム)

どれも香ばしくて、本当に素晴らしい料理でした。サービスも最高で、シェフも挨拶に来てくださいました。

また、ピエール、ミッシェル、アントニー、オリビエ・ロゼとは、とてもフレンドリーで華やかな雰囲気の中で会話することができました。美味しい食事を囲んで、私たちのパートナーシップがさらに強化されたと感じました。私はあのランチを、昨日のように覚えており、とても懐かしい思い出になります。

このような食事は今では遠い昔の話のようで、L’Auberge de l’Abbaye (オーベルジュ・ド・ラベイ)もフランスの他のレストランと同様に閉店しています (注:現在はフランスのレストランはまだ本格的にオープンしていませんが、徐々に再開しています)。シェフや、スタッフの方々は、コロナをどう過ごされたでしょうか。コロナの影響で多くの飲食店が倒産してしまう中、果たして彼らはこの時代を生き抜くことができたのか、と気になっています。このレストランが再びオープンして、美味しい華やかな料理でお客様をお迎えできることを心より願っています。
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L’Auberge de l’Abbaye (オーベルジュ・ド・ラベイ)のレストランのシェフ、ご家族とスタッフです。彼らは今何をしていらっしゃるでしょうか。コロナ禍の危機を生き抜くことができたかどうか、気になっています。彼らは全員お元気で、そう遠くない将来に、レストランが再開でき、お客様を迎えられるようになることを心から願っています。
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ブリオードを出発する前に、ミッシェル社長とオリビエさんとロゼ本社のすぐそばにあり、いつもそこで泊まらせていただいているローランドホテルで食事しました。Auberge de Ambronay(オーベルジュ・ド・ラベイ)ほど豪華な料理ではありませんが、いつも美味しい家庭料理を提供してくれているので、大好きなホテルです。
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ローランドホテルのメニューの一つの欠かせないアイテムは、お魚スープです。ブイヤベース風のスープで、レッドペッパー入りのマヨネーズとガーリック味のクルトンといただくと最高な味です。ちなみに、ローランドホテルとレストランもずっと閉まっていたので、大丈夫かどうか心配していましたが、最近は復活し、繁栄しているようです。
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