みなさんこんにちは、リーン・ロゼ名古屋店です!
9月に入ってもまだまだ暑い日が続いてますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?(秋はきてくれるのでしょうか......)
暑い日が続くと、外に出るのが億劫になって、お家で過ごす時間も増えるかと思います。
長くお家にいると、お部屋の雰囲気を変えたくなったり、家具を新調したくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回から、そういった方に参考になるかもしれない....?インテリア×色に関するトピックを書いていこうかと思いますので、ぜひ読んでいってください!!

ちなみに色と言えば......少し前から「イエベ」「ブルべ」といった言葉を耳にする機会がある方も多いと思います。
これは、肌や髪、瞳の色といった「その人が持って生まれた色」と調和する色を指す"パーソナルカラー"のことで、
パーソナルカラーを知ることで、自部自身の魅力を引き出してくれる、ファッションやメイクのカラーが分かり、見た目の印象を高めてくれるんだとか.....!!



ただ、色は人の印象だけではなく"インテリア"の印象を決めるうえでもとっても重要な要素になります。
どういった色をどういった配分で取り入れるかで、お部屋から受ける印象は変わってきます。

そこで今回はまず、"色が与える心理的効果"について書いていこうかと思います。

1_暖色/寒色が与える効果



一般的に、暖色系は"暖かさ"や"活気"を感じられ、暖色系の空間にいると時間がゆったりと感じられます。
反対に、寒色系だと"知的"で"クール"な印象を受け、寒色系の空間にいると時間の流れが早く感じられます。
これらの効果をうまく活かし、ゆったりと家族団らんで過ごしたいような"リビング""ダイニング""寝室"には暖色系を使い、"作業部屋"や"勉強部屋"には寒色系をメインに使うなど、お部屋の役割に応じて取り入れる色を変えてみるのも良いかと思います。

他にも、暖色系は前に近づいているように見え、寒色系は奥に後退して見える効果があります。
そのため、暖色系はアクセントカラーや目立たせたいアイテムに取り入れるのもお勧めです。
反対に、寒色系は空間を広く見せる効果があるので、"洗面所"などのコンパクトなスペースに取り入れて、狭さ軽減の効果を狙うのもお勧めです。

2_明度/彩度が与える効果

まずざっくりと、"明度"と"彩度"に関してお話いたします。
"明度"とは"色の明るさ"のことです。明度が高いほど白に近づき、明度が低いほど黒に近づきます。
"彩度"とは"色の鮮やかさ"のことです。彩度が高いほど鮮やかな純色に近づき、彩度が低いほど無彩色(白や黒、グレーなどの色味の無い色)に近づきます。

同じ色味でも、この"明度""彩度"の高低で受ける印象も変わってきます。



一般的に、明度が低い色ほど"重たさ"や"硬さ"を感じやすく、反対に明度が高い色ほど"軽さ"や"やわらかさ"を感じやすいです。
また、高明度の色に彩度の低さを加えると"淡さ"がプラスされ、より"やわらかさ"や"やさしさ"を感じられます。
他にも、低明度の色に彩度の低さを加えると"渋さ"がプラスされ、より"重厚感"や"硬さ"を感じられます。
(言われてみれば、ドラマでの"大企業の社長室"のセットに使われているデスクやカーテン、ラグとかは、割と低明度・低彩度の物が多く使われていることもあるような....。)
"明度""彩度"の配分で、お部屋の印象がガラッと変わるのです!



他にも、高明度・高彩度・暖色系の色は"膨張色"と呼ばれ、低明度・低彩度・寒色系の色は"収縮色"と呼ばれます。
同じ大きさの物で比較した場合、高明度・高彩度・暖色系の色の物の方が大きく見えるので、お部屋の奥行き感などを考慮しながらコーディネートしていくのも重要なポイントとなります!



今回ご紹介したお話は、皆さんが普段の生活で感覚的に感じていることだったり、それこそファッションに通ずる部分もあり、イメージがしやすかったのではないでしょうか。
ドラマのセットやお出かけ先で、内装/インテリアにどんな色が使われているのかを探してみるのも面白いかもしれません...!

それでは、また次の記事でお会いしましょ~✋