History

リーン・ロゼの沿革

1860 年、フランスのリヨン郊外、ローヌ川支流のブリオードで誕生。ローヌ川支流の豊かなブナの森の木をエネルギー源として傘とステッキを製造。従業員30名程度の小さな木工所からスタートしました。
その技術を生かしながら伝統的な家具づくりで戦後の家具の供給に貢献した後、1950 年代に入ると、現在のようなモダン家具の製造をスタート。1973 年、徹底的に装飾を排したシンプルで斬新なソファは、人々に歓びと感動を持って受け入れられ、センセーショナルなデビューを飾りました。
現在では、世界各国で活躍するデザイナーとのコラボレーションによる本格的なコンテンポラリー家具の製造を開始するなど、時代とともに発展を続けてきたのです。

1860
-1950

Wood craftsmen
木工職人達の時代 〜パラソルと椅子〜

リーン・ロゼの歴史は、フランスの伝統文化である職人技に根ざしています。リーン・ロゼは、現役員のピエール・ロゼとミッシェル・ロゼの曽祖父、アントニー・ロゼ(1841-1893年)が創業しました。
ウェイターとして働いていた彼は、ビュジェの雄大なブナ林に魅せられ、19 歳で開業を決意。1860 年にモンターニュ地方に定住して木材加工の小さな工場を設立し、彼と彼の息子のエミリオは、パラソルとステッキの製造を始めました。
1892 年、彼はビジネスを発展させるため、新たに土地を購入し、約30 人の従業員を採用しました。しかし、19 世紀末になると女性のパラソルニーズは激減。その結果、アントワーヌ・ロゼは、椅子の脚とフレームが製造できるよう事業転換を図ります。結果的にそのことが、その後のリーン・ロゼ社の運命を決定づけたのです。

1950
-1970

An era of intense growth
高成長の時代 〜業務用家具への道〜

アントニーの孫、ジャン・ロゼ(1920~1999 年)は、戦後復興を背景に、事業の中心を家具の請負製造に移します。
約50 人の従業員を擁し、高校・大学・病院・老人ホームなどの様々な施設向けに、モダンなスカンジナビア風の家具の製造を始めました。
安価で加工が容易なブナ材が主に使用しながらも、マホガニーやローズウッドなどの銘木も使用し、金属やプラスチックを組み合わせるなど、革新的なデザインが受け入れられ、国内市場に参入。ベッド・椅子・テーブルなどのデザインは、この時代に既にデザイナーとのコラボレーションによって制作され、非常に業績好調でした。
そして1965 年、正式にロゼ社が誕生したのです。

1970
-1990

Design & innovation
創造と革新 〜「ROSETOGO」の誕生〜

ジャン・ロゼとともに、息子のピエール・ロゼとミッシェル・ロゼ兄弟は、1960 年代から1970 年代における産業の劇的な発展の中で、国内市場に事業活動の軸を置くことを決意。持続性あるビジネスに発展させることに成功しました。
ある日、リヨン国立美術学校を卒業したばかりの若きインテリアデザイナー、ミッシェル・デュカロワのデザインに心を奪われた彼らは、すぐにデュカロワとのコラボを開始。1973 年、現在も世界中で人気を博しているソファ「ROSETOGO」をパリ国際見本市で発表するに至ります。その革新的なデザインは来場者に衝撃を与え、瞬く間に世界中のデザインに影響を及ぼしました。「ROSETOGO」は発売以来累計で120 万脚以上販売され、リーン・ロゼブランドの代表的な作品となっています。同1973 年、直営1 号店をパリにオープン。この年は、ロゼ社にとってリーン・ロゼブランド誕生の重要な年となりました。
リーン・ロゼはインテリア建築家やデザイナーなどとのコラボレーションによって創造的な作品を次々と発表。デザインへの投資という見識が、事業を軌道に乗せたのです。

1990
to
today

An international way of living
生活様式は国際性豊かに ~家具コレクションから日用品まで〜

誕生から150 年以上の時を経て、リーン・ロゼブランドは、世界中のコンテンポラリーデザインの才能あふれるデザイナーたちに支えられ、エレガントなライフスタイルのシンボルとなりました。
フランスのコンテンポラリー家具の最初の「エディター(編集者)であり、ファブリカント(製造者)であり、ディストリビューター(販売者)である」リーン・ロゼは、ソファ・収納家具・照明・ラグ・アクセサリー・ファブリックに至るまで、トータルなコレクションを通じて、大胆かつ美しく生きるライフスタイルを提案しています。
それぞれのプロダクトには、心を惹きつけると同時に感性をも魅了させるアイディアがデザイナーによって表現されています。
リーン・ロゼにとって創造性は1 つの哲学であり、1 つのポリシーでもあります。リーン・ロゼにとって、知的好奇心は企業文化なのです。

今日のリーン・ロゼは、フランス有数の国際ブランドとして世界の需要に対応するため、リヨンの東に巨大な6 つの工場を稼働させています。社員数も1500 名を超え、フランス有数の国際ブランドとして、世界67 ヶ国、700 店舗の販売拠点を有し、日本でも東京(六本木・銀座・新宿)、山梨(甲府)、大阪(心斎橋)、福岡(博多)の6 店舗を展開しています。


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