ROSETPaipai
ロゼパイパイ
PAIPAIという名前は、丸みを帯びた特徴的な形状を持つ「扇」に由来していますが、デザイナーは”蝶”をモチーフにこのソファをデザインしました。その思いやこだわりは、特に背からアームにかけてのラインに表現されています。印象的なアームはデザイン性だけでなく、気軽にもたれかかっても快適に受け止めてくれるほど、高い耐荷重性を備えています。「自由な座り方でくつろげる時間を提供したい」という思いと、「どんなスペースでも視覚的に美しくレイアウトできるようにしたい」という考えが、このデザインに込められています。また、サイズ感にもこだわりがあり、全体としては大きめの設計ですが、アームを除いた座面部分はコンパクトに設計されています。これは、背だけでなくアームにも上半身をゆだね、インフォーマルな姿勢でくつろいでもらいたいとデザイナーが考えているからです。座る人の体格によっても快適さの感じ方が異なるため、奥行きを調整できるランバークッションも付属しています。大きなソファを、あえて非常に細い脚で支えることで、全体をシンプルで軽やかな印象に仕上げている点も、優れたデザイナーならではの発想です。

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